大人も楽しめる絵本「おまえうまそうだな」

絶句。。。

え?何これ?

この本を初めて読み終えた時の率直な感想です。

残酷なタイトルとは裏腹にコミカルな恐竜のイラストから楽しい展開を期待して読んだ所、不意を突かれました。

言葉にならない展開、そして結末にグッとくる方もいるかと思います。

むしろ大人に読ませたい内容を絵だけ子どもに向けた印象です。

特に父親に対して、親であることの自覚を強めようとするメッセージ性を感じました。

結論、とても面白かったです。

絵本ナビでも対象年齢のグラフに「大人」が伸びており、多くの大人も楽しんでいる事がわかります。

こんな方にはお勧めの絵本だと感じました。

  • ハードボイルドに憧れている方
  • 父親として自覚が薄れつつあるパパ
  • 父親としての自覚を持って欲しいと思わせる夫を持つ方
目次

作品情報

作者・出版元

  • タイトル:おまえ うまそうだな
  • 作・絵:宮西 達也
  • 出版社:ポプラ社
  • 初版発行:2003年3月
  • 税込価格:1320円
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発行部数

ティラノサウルスが主人公の本作品は後にシリーズ化され、シリーズでは累計発行部数は200万部を超えるベストセラー作品の一つです。

あらすじ

火山の噴火と共に生まれたアンキロサウルスの赤ちゃん。
周りには誰もおらず、一人寂しく歩いていました。
そこへお腹を空かせた主人公のティラノサウルスがアンキロサウルスの赤ちゃんを見つけます。

そこでタイトルにもなっている「おまえうまそうだな」とティラノサウルスがアンキロサウルスの赤ちゃんを食べようとします。

しかしアンキロサウルスの赤ちゃんが初めてあった恐竜のティラノサウルスを父親と勘違いします。

そんな勘違いから始まるティラノサウルスとアンキロサウルスの奇妙な親子関係から生まれる愛情溢れるストーリーになっています。

アニメ映画化

2003年に発行された本作品ですが、2010年に映画化されています。
それほど人気だったのですね。
当時はまだ子育て世代ではなかったので全く知りませんでした。

  • 製作年:2010年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
  • 監督:藤森雅也

アニメ映画:さよならティラノ

また、「おまえうまそうだな」のティラノシリーズで、「ずっとずっといっしょだよ」のアニメ映画が来月21年12月10日より公開されます。

映画タイトルは「さよならティラノ」で、音楽は坂本龍一氏が手掛けているとの事。
ティラノシリーズは今なお人気の作品である事が伺えます。
https://www.poplar.co.jp/topics/53537.html

最後に

私はこの本の事を知りませんでしたが、シリーズ200万部を超え非常に売れている絵本です。

読んだ結果売れるのも分かる気がしました。

次の絵本を迷っている方がいらしたら、図書館でも行って一度読んで見て下さい。

内容を知らない方にとっては驚く内容の絵本だと思います。

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